Rsync
Rsync はオープンソースのファイル同期ツールで、指定されたファイルだけを転送します。安全でないトランスポートでも(SSH のような)安全なトランスポートでも使用することができます。ほとんどの Unix ベースのシステム(macOS や Linux など)と Windows で利用できます。 rsync を使用する GUI ベースのツールもあります。例えば Acrosync です。
基本的なコマンドは、次のようになります。
bash
rsync [-options] SOURCE user@x.x.x.x:DESTINATION
-options
はダッシュに続く 1 文字以上のアルファベットでオプションを示します。例えば-v
は冗長なエラーメッセージを表示し、-b
はバックアップを作成します。オプションの全リストは rsync の man ページを参照してください。("Options summary" で検索してください。)SOURCE
は、コピーまたは同期したいローカルのファイルまたはディレクトリーへのパスです。user@
は、ファイルをコピーしたいリモートサーバーのユーザーの資格情報です。x.x.x.x
はリモートサーバーの IP アドレスです。DESTINATION
には、リモートサーバー上のディレクトリーやファイルをコピーしたい場所のパスを指定します。
次のように -e
オプションを使用して SSH で接続することもできます。
bash
rsync [-options] -e "ssh [SSH DETAILS GO HERE]" SOURCE user@x.x.x.x:DESTINATION
インターネット上には、公式ウェブサイトや rsync のウィキペディアの項目を含め、多くの例があります。