Denial of Service (DoS、サービス拒否)
サービス拒否 (Denial of Service. DoS) とは、ネットワーク攻撃のカテゴリーで、サーバーにリクエストを殺到させることによって、利用可能なサーバーのリソースを消費させるものです。サーバーの動作が重くなったり、正規のユーザーが利用できなくなったりします。
コンピューターは、計算能力やメモリーなどのリソースが限られています。リソースが使い尽くされると、プログラムはフリーズまたはクラッシュし使用できなくなります。 DoS 攻撃にはサーバーのリソースを使い果たさせるための様々な手法があり、正当なユーザーにサーバーやネットワークを利用できないようにし、少なくともサーバーの処理速度を低下させます。
攻撃されるコンピューターの計算能力を妨害するために多数のサーバーを使用した、分散 DoS (DDoS) もあります。
DoS 攻撃の手法
Dos 攻撃は、特定の種類の手法を指すというよりもカテゴリーです。下記は DoS 攻撃の手法の一部です。
- 帯域幅攻撃
- リクエストフラッド攻撃
- SYN フラッド攻撃
- ICMP フラッド攻撃
- ピア・ツー・ピアネットワークへの攻撃
- PDoS 攻撃
- アプリケーションレイヤー攻撃
関連情報
- DoS 攻撃 (ウィキペディア)
- Denial of Service (OWASP)