POST

Baseline Widely available

This feature is well established and works across many devices and browser versions. It’s been available across browsers since July 2015.

HTTP の POST メソッドは、サーバーにデータを送信します。リクエストの本文の型は Content-Type ヘッダーで示されます。

PUTPOST との違いは、 PUT がべき等であることです。一度呼び出しても複数回呼び出しても成功すれば同じ効果になる(作用がない)のに対して、同じ POST に成功すると、複数回の注文を行うような、追加の効果が出ます。

POST リクエストは、ふつう HTML フォームを介して送信され、サーバーに変化をもたらします。この場合、<form> 要素の enctype 属性や<input> または <button> 要素の formenctype 属性に適切な文字列が指定することで、コンテンツタイプを選択することができます。

  • application/x-www-form-urlencoded: キーと値は、 '&' で区切られ、キーと値の組が '=' で結ばれた形でエンコードされます。キーや値が英数字以外の文字であった場合は、パーセントエンコーディングされます。このため、このタイプはバイナリデータを扱うのには向きません(代わりに multipart/form-data を使用してください)
  • multipart/form-data: それぞれの値はデータのブロック ("body part") として送信され、ユーザーエージェントが定義するデリミター ("boundary") がそれぞれの部分を区切ります。キーはそれぞれの部分の Content-Disposition ヘッダーの中で与えられます。
  • text/plain

POST リクエストが HTML フォーム以外の方法 — XMLHttpRequest など — で送信された場合は、本文はあらゆるタイプを取ることができます。 HTTP 1.1 仕様書で記述されている通り、 POST は以下のような機能をカバーする統一的なメソッドになるよう設計されています。

  • 既存のリソースの注釈
  • 掲示板、ニュースグループ、メーリングリスト、又は同様の記事グループへの投稿
  • サインアップモーダルからの新規ユーザーの追加
  • フォームの送信結果などにおける、データを扱うプロセスへのデータブロックの受け渡し
  • 追加操作によるデータベースの拡張
リクエストの本文 あり
成功時のレスポンスの本文 あり
安全性 なし
べき等性 なし
キャッシュ 鮮度を表す情報が含まれている場合のみ可能
HTML フォームでの利用

構文

POST /test

既定の application/x-www-form-urlencoded コンテンツタイプを使用した単純なフォームです。

POST /test HTTP/1.1
Host: foo.example
Content-Type: application/x-www-form-urlencoded
Content-Length: 27

field1=value1&field2=value2

multipart/form-data コンテンツタイプを使用したフォームです。

POST /test HTTP/1.1
Host: foo.example
Content-Type: multipart/form-data;boundary="boundary"

--boundary
Content-Disposition: form-data; name="field1"

value1
--boundary
Content-Disposition: form-data; name="field2"; filename="example.txt"

value2
--boundary--

仕様書

Specification
HTTP Semantics
# POST

ブラウザーの互換性

BCD tables only load in the browser

関連情報