contentScripts
この API はコンテントスクリプトを登録するためにお使いいただけます。コンテントスクリプトを登録することで、指定した URL にマッチするページにそのスクリプトを挿入するようブラウザーに指定することができます。
この API はmanifest.json
にある"content_scripts"キーと似ていますが、"content_scripts"ではコンテントスクリプトと URL のパターンはインストールタイムに固定されます。一方content_scripts
API は、**ランタイム(実行時)**でスクリプトを登録・登録解除することが可能です。
この API は、contentScripts.register()
メソッドを呼び出して使用していただけます。その際は、登録するコンテントスクリプト、URL のマッチングパターン、またその他のオプションを実引数(arguments)として渡してください。このメソッドはcontentScripts.RegisteredContentScript
オブジェクトが resolve された Promise
を返します。
RegisteredContentScript
オブジェクトは register()
で登録されたスクリプトを保持し、unregister()
でそのスクリプトを登録解除(unregister)できます。また、コンテントスクリプトはそれらを作ったページが消された際にも自動的に登録解除されます。例えば、background ページによって登録されたコンテントスクリプトは、background ページが消去された際に自動的に登録解除されます。
contentScripts
API にパーミッションは存在しませんが、拡張機能は register()でマッチさせる URL においては適切なhost permissionsを持っている必要があります。
Types
contentScripts.RegisteredContentScript
-
このタイプのオブジェクトは
contentScripts.register()
関数の返り値です。contentScripts.register()
関数で登録されたコンテントスクリプトを持ち、このオブジェクトを使ってそれらを登録解除することができます。
Functions
contentScripts.register()
-
コンテントスクリプトを登録します。
ブラウザーの互換性
BCD tables only load in the browser