console.count()

Baseline Widely available

This feature is well established and works across many devices and browser versions. It’s been available across browsers since July 2015.

console.count() メソッドは、 count() を実際に呼び出した回数を記録します。

メモ: この機能はウェブワーカー内で利用可能です。

構文

js
count();
count(label);

引数

label 省略可

文字列です。指定した場合、 count() はそのラベルを用いて呼び出した回数を出力します。省略した場合は、 count() は "default" ラベルで呼び出されたように動作します。

返値

なし (undefined)。

例えば、次のようなコードがあったとします。

js
let user = "";

function greet() {
  console.count();
  return `hi ${user}`;
}

user = "bob";
greet();
user = "alice";
greet();
greet();
console.count();

コンソールへの出力は、次のようになります。

"default: 1"
"default: 2"
"default: 3"
"default: 4"

特にラベルが指定されていないので、表示されているラベルは default となっています。

変数 userlabel 引数として、最初の count() の呼び出しには文字列 "bob" を、 2 回目の呼び出しには文字列 "alice" を渡してみます。

js
let user = "";

function greet() {
  console.count(user);
  return `hi ${user}`;
}

user = "bob";
greet();
user = "alice";
greet();
greet();
console.count("alice");

以下のように出力されます。

"bob: 1"
"alice: 1"
"alice: 2"
"alice: 3"

label の値のみに基づいて、個々の呼び出し回数を管理しています。

仕様書

Specification
Console Standard
# count

ブラウザーの互換性

BCD tables only load in the browser