Request: keepalive プロパティ
keepalive
は Request
インターフェイスの読み取り専用プロパティで、リクエストの keepalive
設定(true
または false
)が含まれており、これは、リクエストが完全に完了する前にそのリクエストを開始したページが読み込まれなくなった場合に、関連するリクエストをブラウザーが維持するかどうかを示します。
これにより、例えば、ユーザーがページから離れたり閉じたりした場合でも、 fetch()
リクエストによってセッションの終わりに分析データを送信することができます。
これは、同じ目的で Navigator.sendBeacon()
を使用するよりも、 POST
以外の HTTP メソッドを使用できる、リクエストプロパティをカスタマイズできる、フェッチのプロミス (Promise
) が履行されるサーバーレスポンスにアクセスできる、といった利点があります。
サービスワーカーでも利用できます。
値
論理値で、このリクエストの keepalive
の状態を示します。
例
keepalive のリクエストを作成
次のスニペットでは、新しいリクエストを Request()
コンストラクターで keepalive
を true
に設定して作成してから、変数へそのリクエストの keepalive
の値を保存します。
js
const options = {
keepalive: true,
};
const myRequest = new Request("flowers.jpg", options);
let myKeepAlive = myRequest.keepalive; // true
仕様書
Specification |
---|
Fetch # ref-for-dom-request-keepalive② |
ブラウザーの互換性
BCD tables only load in the browser