Request: integrity プロパティ

Baseline Widely available

This feature is well established and works across many devices and browser versions. It’s been available across browsers since March 2017.

integrityRequest インターフェイスの読み取り専用プロパティで、このリクエストのサブリソース完全性の値を保持します。

Request を構築する際に options.integrity 引数として渡された値。

完全性が指定されていない場合、 '' を返します。

次のスニペットでは Request.Request() コンストラクターを使用して新しいリクエストを作成し(スクリプトと同じディレクトリーにある画像ファイルに対して)、次に、そのリクエストの完全性を読み取ります。リクエストは特定の完全性なしに作成されたため、プロパティは空文字列を返します。

js
const myRequest = new Request("flowers.jpg");
console.log(myRequest.integrity); // ""

例えば、下記の場合、リクエストは特定の完全性の値で作成されたため、プロパティはその値を返します。なお、完全性の値の検証は行われません。このプロパティは渡された値をそのまま返します。

js
const myRequest = new Request("flowers.jpg", {
  integrity: "sha256-abc123",
});
console.log(myRequest.integrity); // "sha256-abc123"

仕様書

Specification
Fetch Standard
# ref-for-dom-request-integrity②

ブラウザーの互換性

BCD tables only load in the browser

関連項目