Document: queryCommandEnabled() メソッド

非推奨: この機能は非推奨になりました。まだ対応しているブラウザーがあるかもしれませんが、すでに関連するウェブ標準から削除されているか、削除の手続き中であるか、互換性のためだけに残されている可能性があります。使用を避け、できれば既存のコードは更新してください。このページの下部にある互換性一覧表を見て判断してください。この機能は突然動作しなくなる可能性があることに注意してください。

非標準: この機能は標準ではなく、標準化の予定もありません。公開されているウェブサイトには使用しないでください。ユーザーによっては使用できないことがあります。実装ごとに大きな差があることもあり、将来は振る舞いが変わるかもしれません。

The Document.queryCommandEnabled() メソッドは、指定したエディターコマンドがブラウザーで有効になっているかどうかを報告します。

構文

js
document.queryCommandEnabled(command)

引数

command

対応するかどうかを判断するコマンド。

返値

論理値で、コマンドが有効な場合は true、無効な場合は false を返します。

メモ

  • 'cut' および 'copy' コマンドの場合、このメソッドはユーザーが起動したスレッドから呼び出されたときのみ true を返します。
  • 'paste' コマンドは、その機能が利用できない場合だけでなく、呼び出されたスクリプトがそのアクションを実行するのに十分な権限を持っていない場合にも false を返します。

js
const flg = document.queryCommandEnabled("SelectAll");

if (flg) {
  document.execCommand("SelectAll", false, null); // コマンドが有効なので、実行する
}

仕様書

この機能はどの現行仕様にも属していません。標準化の予定はなくなりました。

ブラウザーの互換性

BCD tables only load in the browser

関連情報