Document: exitPictureInPicture() メソッド
Limited availability
This feature is not Baseline because it does not work in some of the most widely-used browsers.
exitPictureInPicture()
は Document
インターフェイスのメソッドで、この文書に含まれ、現在浮動している動画をピクチャインピクチャモードから外し、画面の前回状態に戻すようリクエストします。これは通常、 HTMLVideoElement.requestPictureInPicture()
を前回呼び出したときの効果を逆転させます。
構文
exitPictureInPicture()
引数
なし。
返値
プロミス (Promise
) で、ユーザーエージェントがピクチャインピクチャモードを終了した時点で解決されます。全画面モードを終了しようとしてエラーが発生した場合、プロミスの catch()
ハンドラーが呼び出されます。
例外
InvalidStateError
DOMException
-
document.pictureInPictureElement
がnull
の場合に発生します。
例
この例では、現在の文書内でマウスボタンがクリックされるたびに、ピクチャインピクチャモードを終了させます。
document.onclick = (event) => {
if (document.pictureInPictureElement) {
document
.exitPictureInPicture()
.then(() => console.log("Document Exited from Picture-in-Picture mode"))
.catch((err) => console.error(err));
} else {
video.requestPictureInPicture();
}
};
ページ上のどの動画が現在ピクチャインピクチャモードで再生されているかを追跡する予定であれば、 HTMLVideoElement
要素上の enterpictureinpicture
と exitpictureinpicture
イベントを待ち受けなければならないことに注意してください。あるいは、 Document.pictureInPictureElement
が現在の HTMLVideoElement
要素を参照しているかどうかを調べることもできます。
仕様書
Specification |
---|
Picture-in-Picture # ref-for-dom-document-exitpictureinpicture |
ブラウザーの互換性
BCD tables only load in the browser