Text: wholeText プロパティ
Baseline Widely available
This feature is well established and works across many devices and browser versions. It’s been available across browsers since July 2015.
wholeText
は Text
インターフェイスのプロパティで、そのノードに論理的に隣接するすべての Text
ノードのすべてのテキストを返すものです。
テキストは文書中の順序で連結されます。
これにより、任意のテキストノードを指定し、隣接するすべてのテキストを 1 つの文字列として取得することができます。
メモ: これは Node.normalize()
を呼び出してそのテキストノードの値を読み取るのに似ていますが、ツリーを変更することはありません。
値
接続されたテキストの文字列です。
例
ウェブページに次のような簡単な段落があったとします。
html
<p>
Through-hiking is great!
<strong>No insipid election coverage!</strong> However,
<a href="https://en.wikipedia.org/wiki/Absentee_ballot">casting a ballot</a>
is tricky.
</p>
中央の文章が気に入らないと判断し、削除します。
js
const paragraph = document.querySelector("p"); // 段落を読み取る
paragraph.removeChild(para.childNodes[1]); // strong のテキストを削除
これで "Through-hiking is great! However, casting a ballot is tricky." となり、ハイパーリンクの前はノード 2 つになります。
Text
で、"Through-hiking is great!"
という文字列を含むもの- 2 番目の
Text
ノードで、" However, "
という文字列を含むもの
これらの 2 つのノードを一度に取得するには、 para.childNodes[0].wholeText
を呼び出します。
js
console.log(`'${paragraph.childNodes[0].wholeText}'`); // 'Through-hiking is great! However, '
仕様書
Specification |
---|
DOM Standard # ref-for-dom-text-wholetext① |
ブラウザーの互換性
BCD tables only load in the browser
関連情報
- 所属先の
Text
インターフェイス