PaymentRequest: shippingAddress プロパティ
安全なコンテキスト用: この機能は一部またはすべての対応しているブラウザーにおいて、安全なコンテキスト (HTTPS) でのみ利用できます。
非推奨: この機能は非推奨になりました。まだ対応しているブラウザーがあるかもしれませんが、すでに関連するウェブ標準から削除されているか、削除の手続き中であるか、互換性のためだけに残されている可能性があります。使用を避け、できれば既存のコードは更新してください。このページの下部にある互換性一覧表を見て判断してください。この機能は突然動作しなくなる可能性があることに注意してください。
非標準: この機能は標準ではなく、標準化の予定もありません。公開されているウェブサイトには使用しないでください。ユーザーによっては使用できないことがあります。実装ごとに大きな差があることもあり、将来は振る舞いが変わるかもしれません。
shippingAddress
は PaymentRequest
インターフェイスの読み取り専用プロパティで、ユーザーから指定された配送先住所を返します。既定値は null
です。
値
例
一般的に、ユーザーエージェントは shippingAddress
プロパティ値を埋めます。
これは、PaymentRequest
コンストラクターを呼び出すときに options.requestShipping
を true
に設定することで行うことができます。
下記の例では、送料が地域によって異なります。shippingaddresschange
が呼び出されると、updateDetails()
が呼び出されて PaymentRequest
の詳細を更新し、shippingAddress
を使用して正しい送料を設定します。
// Initialization of PaymentRequest arguments are excerpted for the sake of
// brevity.
const payment = new PaymentRequest(supportedInstruments, details, options);
payment.addEventListener("shippingaddresschange", (evt) => {
evt.updateWith(
new Promise((resolve) => {
updateDetails(details, request.shippingAddress, resolve);
}),
);
});
payment
.show()
.then((paymentResponse) => {
// Processing of paymentResponse excerpted for brevity.
})
.catch((err) => {
console.error("Uh oh, something bad happened", err.message);
});
function updateDetails(details, shippingAddress, resolve) {
if (shippingAddress.country === "US") {
const shippingOption = {
id: "",
label: "",
amount: { currency: "USD", value: "0.00" },
selected: true,
};
if (shippingAddress.region === "MO") {
shippingOption.id = "mo";
shippingOption.label = "Free shipping in Missouri";
details.total.amount.value = "55.00";
} else {
shippingOption.id = "us";
shippingOption.label = "Standard shipping in US";
shippingOption.amount.value = "5.00";
details.total.amount.value = "60.00";
}
details.displayItems.splice(2, 1, shippingOption);
details.shippingOptions = [shippingOption];
} else {
delete details.shippingOptions;
}
resolve(details);
}
ブラウザーの互換性
BCD tables only load in the browser